タンザニア協力隊日記

JICA青年海外協力隊としてタンザニアで過ごした日々の記録。現地の人と向き合う様子から自分と向き合う様子を1日1フォト1ブログで。日々模索。

1年前の今日を思い出す〜さよならダルエスサラーム〜

Hamjambo!
こんにちはカナです。
1日1フォト1ブログを掲げて3日で終了するという典型的な三日坊主を披露していることに笑いが止まりません(白目)
でも誰かが言っていました。
3日坊主だっていい、それでも何回もやり始めて、止まってはまたやり始めて・・・を繰り返せば、長い目で見ると継続なんだって。
いろんな声が聞こえてきそうですが、ポジディブにいきましょう

 

そして1年前の今日9月13日は、約1ヶ月の首都での語学学校生活を終え、いよいよそれぞれの任地に向かう日でした。
Googleフォトさんに教えてもらわなければ気づきませんでした・・・

ありがとうGoogle

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首都ダルエスサラームを朝6時に出てモロゴロ州に向かう私たち。
隊員によってはワークパーミットが発行されていなかったり、体調を崩されたり等の理由で当日出発できなかった。

JICAが手配してくださった専用バスに荷物を詰め込み広々と使いながら乗り込んだ。

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詰め込まれた荷物たち。風呂敷大活躍

州都までは4〜5時間。私が赴任するマングラ村までは8〜10時間ほどかかる。
8月末に1週間の事前任地訪問があったのだが、その際には公共交通機関を使っての移動だったため、暑いし狭いしで隊員一同交通の困難さに撃沈した。
それに比べ、貸切の車はなんとまぁスムーズ。
途中朝ごはんを食べるため休憩所に寄り
優雅なもんだなぁぁぁありがてぇえええと思っていた
その3時間後。

 

なぜか道の途中で止まるバス。

降りてみると前にも後ろにも車がズラーーーーっと。渋滞?

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謎の通行止め。ドライバーさんたちもなんだなんだ?って

訳を聞くと、お偉いさん方が通るとのことで、
その車が通り過ぎるまで私たちは待っていなければならないらしい。

ほぉーなるほど。さすが、出発した直後から予定通りに事は運ばないものです

 

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こんな景色に囲まれているなら、悪くないだろう

30、40分ほど待ったかな。
やっとヒュ〜ンと旗を掲げた車が通り、ドライバーたちが一斉に動き出した。

この一瞬のために私たちは待っていたのだと思うとおかしいくらいに、シュンと、文字通り「あっ」という間抜いていったのだ。

 

さて、州都にて冷蔵庫など、村では買えない物を購入した。
私たちが購入した中型冷蔵庫は130万シリング(TSH)。日本円にすると約6,000円。

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任地でお隣さんとなる隊員。2人で1台購入する事に。

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椅子に座らされた冷蔵庫。ガタガタ道でかなり暴れる。

州都を離れると本格的に景色が変わる
というか道が変わる。

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アンテロープ。サファリのエリアにはうようよいる

ライオンが出てきそうな景色だが一度も見れたことはない。
よく見るのはアンテロープ、運が良いとしまうま、キリン、象が見れることも。

少々荒れたアスファルト道から、アスファルトさえ無い道へ。
赤土凸凹道でこれでもかというくらいに乗っている私たちも上下に揺れる。お尻が痛い。

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村が近づくと窓から見える景色はこんな感じ

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この時胸を高鳴らせながら見えた高いヤシの木やレンガ積みの家は
この後一度も写真を撮ることがないほどにもうすっかり見慣れたものになった。

夕方17時半頃。ようやく家にたどり着いた

大家さんがあたたかく迎えてくれた。
12時間近くバスに揺られていた私たちはしばらく休みたいな〜ご飯簡単に済ませて寝たいな〜と思ったら


大家「さぁ君たちのために用意したテレビをつなぐぞ・・・あれ、コンセント口足りない。タコ足回線コードまだ買ってない?繋げないじゃないか!今から買いに行くぞ!」と車で私たちを連れ出し
ついでに夕飯のお肉を買うといい・・・

ようやく夜ご飯にありつけたのは20時過ぎ。
いつもこのくらいの時間らしい。
家に戻ったのは22時近くだったかなぁ・・・
私たちのために用意してくれた豚肉と大家さん手作りのご飯でお腹が満たされ
優しさに心満たされ
テンションは高くアドレナリンが出切ったあとの疲れは一気にくるもので(以下略)

 

この日は金曜日だったので、全ては明日土曜日に託して私と隣人隊員は即寝ました。

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1年前かぁ・・・こうして振り返ると、本当に不思議な感覚。
たしかにそこに私はいたんだよなぁ。
始まったばかりかと思ったら1ヶ月経ち、100日経ち、2019年が終わり、半年経ち、、

振り返りつつ、現地で感じたこと得たものを整理してきたいものだ。