タンザニア協力隊日記

JICA青年海外協力隊としてタンザニアで過ごした日々の記録。現地の人と向き合う様子から自分と向き合う様子を1日1フォト1ブログで。日々模索。

キテンゲの日【6/730】

8月12日(月) 今日はイスラム教徒の祝日でおやすみ

JICA事務所でお世話になっている方にキテンゲの店に連れて行ってもらいました。

タンザニアではカンガやキテンゲと呼ばれる布を買い、
それをFundi(フンディ:職人)に持って行って服を作ってもらうのが一般的なんだとか
そう、自分の好きな色、柄、形の服を作って着れるのだ

お店まで行くのに初ダラダラ(=乗り合いバス)。
人との距離が近くて少し怖かった
荷物をしっかり腕で守り、背筋を伸ばして(あんま関係ないか、)座った。

右も左も上も下も布、布、布!!目チカチカするわ!!!!
大量の色とりどりの空間に放り込まれて
目だけでなく思考回路にも影響が。全く決められない。なんてこった
一人で1枚の布を買うより、何人かでシェアして買ったほうが一人分はお得だと助言をいただいた
(どうしても1枚の布を売りきらなくてはいけなくて、「○m欲しい」という注文は受け付けないそう。)
これには細かい計算が苦手であるという、タンザニアの社会的・教育的背景も関係している様子。もちろん個人差はあるけどね

さて、購入上の説明を聞くにも交渉するにも、やはり語学力は問われてくる。
スワヒリ語と英語を混ぜながらなんとか自分の考えを伝える。

壁一面の刺激的な色に囲まれて思考回路が滞ったせいか、なんだか同じような色と柄を購入してしまった気もするが
まぁまずは第1回目、どんなものが仕上がるのか。
Fundiとのご対面は明日。採寸してデザインを決める。

日本でよくショッピングモールなどに行ってどれが似合うかな、と洋服をワクワクしながら選ぶように
私たちはタンザニアで、どれが似合うかな、と、マテリアルの布を選んだ

新しいショピングスタイル。楽しい。
紹介してくれた彼女もこんなショッピングを日常にしているのか。素敵。

非常に贅沢で新しい体験ができた。

あっという間に3連休が終わった。
外に飛び出せばたくさんの出会い
刺激もありつつたくさん笑って
心も身体も休めることができたのではないかと
明日からの自分にまた期待をする

Be happy