タンザニア協力隊日記

JICA青年海外協力隊としてタンザニアで過ごした日々の記録。現地の人と向き合う様子から自分と向き合う様子を1日1フォト1ブログで。日々模索。

新学期開始week1

1月11日(土)協力隊生活157/730日目

 

本格的な活動が再開して1週間。

新年、新学期始まる前日、Facebookにて強気でぶつかってくぜ的な発言をしたにも関わらず
初日から結構メンタルやられるできごとばかりでした・・・

ですがなんとか立て直して、今一度いろんな学年、先生、教科の授業を見てみた。
まずはその一部をご紹介。

▶︎3年算数
一応担当のクラス。
だが、教えるメインティーチャーは昨年からお世話になっているM先生。私は補佐的な?
今日から大きな数の勉強。
教科書にはひたすら数が並んでいて声に出して読んでみようとあるけど、実際1人1冊教科書はない。
どうやって教えるんだろうと思っていたら、
先生が私に「手伝って」と・・・
黒板に数字を書き出した。999から1100まで

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書くんかーーーーい

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そして一つ一つ声に出して読ませる
全部読むんかーーーーい
そしてさらにこれ全部ノートに書くよう生徒に指示
個人的な率直な感想:ま じ か
※結局、火水木金とこの作業が繰り返されました

 

▶︎3年英語
M先生が教える他の授業にもついていくことに。。(いつも連れてかれる、本望だが)
今日は朝の挨拶。黒板に書いて口で説明して(実際声に出して反復練習したらいいのになと思いながら)
そして「さぁ今からやってみるわよ!」
と生徒全員外に出した。

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先生が生徒一人一人とテストみたいにやり取りして、合格したら教室の中に入る
なるほど。おもしろい形。
写真だと説教感あるけどそんなこと、ない、、デス。。(ちょっとは怒ってた)

 

▶︎5年社会
これまたM先生。違う学年ではどんな授業をするのか
当然のことながら、授業は比較的やりやすそうである。
なぜなら↓
・3年生と違うとこその1
先生と生徒のやりとりがスムーズ。
声の大きさ、態度、答えの内容、受け答えの仕方を学年とともに自然と学んでいるのだろう

そして先生の説明が一通り終わるとあとは板書の時間。ここでもやはり教科書が一人1冊無いので書く量が尋常じゃない

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・3年生と違うとこその2
個人作業時の集中力。ときどき私の方をチラチラ見るが静かにできている。
とはいえ状況的に、黒板のスペースの関係でどんどん消されてしまうから必死で書かないと間に合わない。自然と私語もなくなる。なるほどね。最後に出される練習問題の答えも全て板書からだもんね。
教科書がないと黒板に書かれていることがすべて。

 

▶︎6年生理科
S先生の授業。
いきなり教室から生徒たちがバァーーーっとでできて、何事かと思ったら「葉っぱをもってこい」と。植物の勉強か。

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森の中、木々に囲まれた学校、葉っぱはいくらでもある。
一人一枚持ってきて、それを見ながら先生の説明を聞く。
一人一冊教科書はないが、こうやって実物を見ながら勉強できるってワクワクするんじゃないかな。

 

#タンザニア 協力隊日記 小学校教育