タンザニア協力隊日記

JICA青年海外協力隊としてタンザニアで過ごした日々の記録。現地の人と向き合う様子から自分と向き合う様子を1日1フォト1ブログで。日々模索。

またな!「協力隊」

今日は私たちが避難一時帰国となった日から120日目。「元」協力隊員となる日。

 

今回新型コロナウイルスの影響で一時帰国を強いられた協力隊員たちには、待機期間120日を境に今後の対応について3つの選択肢が与えられた。

それぞれの詳しい内容は伏せるが
私はその選択肢のうち、この120日目をもって協力隊としての身分を降りることに決めた。
しかし再び派遣してもらえるようチャンスを残したく「特別登録」をする。
このまま終わるのはなんかいやだ。

たった半年、されど半年

10年間憧れて参加に至った協力隊が、こんな形で終わると思っていなかった。
それに関しては、正直本当に悔しい。

とはいえ、現地で自分が全身全霊で活動に取り組めていたかというと、そうでもない
やり残したこと、甘えが出たこと、逃げたこと、たくさんある
現場経験がない私が行くには早かったかと自分の無力さを痛感した。
となると
どうせダメダメな自分があのままズルズルと時間を過ごしていたかもしれない未来を考えれば、
この一時中断は神様の計らいとも捉えていいのかもしれない。なんてね。

自己都合が過ぎる解釈はさておき

半年行ったことで知れたこともある。
そして教育について、タンザニアについて、国際協力についてめちゃめちゃ考えた。
目で見て肌で感じたからこその学びだと思う。

このタイミングで行ったことが正解かどうかわからない

日本の中で経験を経験を積んでから参加したら違うドラマがあったかもしれない。

でも、新卒ならではの体当たりドラマも、これはこれでいいだろう。

しばらくは日本でやれることをする
身近なところでも求められることはあって、
また新しい出会いと学びの日々である。

いつ世界に飛び出せるかわからないが、
今は与えられた環境で自分を高め、再び派遣してもらえるチャンスがあれば
おNewバージョンの私で挑みたい

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2019年8月末。村に赴任したて頃

どこかでキラキラの協力隊を想像していた自分
今ではそれは容易でないことも知り、愚かな考えであったこともわかった。
自分が何をしたいか
キラキラよりもギラギラ、いや、
ギンギラギンレベルで生きて何事にも挑戦し続ける人生でありたい
さりげなくね。

 Be happy!