タンザニア協力隊日記

JICA青年海外協力隊としてタンザニアで過ごした日々の記録。現地の人と向き合う様子から自分と向き合う様子を1日1フォト1ブログで。日々模索。

スコーン作り【12/730】

8月18日(日)今日からまた新しい週が始まる
近くの教会からはお祈りや賛美歌の声が聞こえました。
土曜日はたくさん動いたので、今日はちょっと走ってあとは引きこもり

とはいえただダラダラだけじゃありません
やってみたいことがあったのです

Let’s cooking

訓練所で同じ班だった、東ティモール派遣の栄養士さんにレシピを教えていただいて、初スコーン作り。

用意するものも少なく本当に簡単そうだったので
みんながお出かけしている間に作ってみることに

小麦粉/バター(例のカバンの中で溶かしてしまったやつ※前記事参照)/お砂糖/ベーキングパウダー/牛乳(今回はタンガフレッシュというものを使用。訓練所の語学の先生がタンガ出身でお勧めされたので^^)

全部タンザニアのもの。またいつもと違う気持ちになれます。

ちなみにこのTシャツは大学で所属していた柔道部の過去の部T。
ある意味で今はなき伝説のポロシャツ
私たちの代が入学した時には誰も着ていませんでした

理由は・・・察してください

私も先輩からもらうまではあることも全く知らなかったです笑

でも、私自身ずっと部員が少ないところで
部Tというものをなかなか持ったことがなかったので

たとえ!デザインが!!どんなものであろうと!!!!(怒られそう)
柔道部のアイデンティティあるTシャツはなんだか嬉しく捨てれずに着ちゃってます
それに、ちょっとでも興味持ってもらえたり広められたりしたらいいかな、とか。

ちなみに背中の英語は右から「心・技・体」です

この写真を先輩に送ったら爆笑されました
そのくらい伝説の服らしいです。見納めください

さて、

このホテルのオーブンを使うのは初めてでしたがちゃんと動いてくれました

トッピングにはレーズンを。
普通の黒いものは売り切れてしまってたのでゴールドレーズンを。
でも焼いたら焦げて結局黒になっちゃいました。
見た目的には理想通り。うむ。

帰ってきたルームメイトに食べてもらってたくさんの「おいしい」をいただきました

やったね。お粗末様でした。

料理自体、「得意」ではありません
もともと不器用なので。

でも好きですね。
ただい強いて言えば料理をするのが好きというより
作ったものを喜んでもらったり、
「おいしい」って言ってもらえるのが好きです。

周りに影響されまくりの私ですが
人あっての自分と思っているので。

のんびりした休日。ここでまた心も体もスッキリさせれたのでは。
このペースがいつまで続けれるかな。

今週もBe happy(幸せであれ)

Rafikiとの休日【11/730】

8月17日(土)2週目の休み。

今日は語学学校でrafiki(=友達)になった子(前々回ブログ参照)に誘ってもらい、一緒に過ごしました。

ショッピングモール集合だったから、ウィンドウショッピングで過ごすのかなぁと思っていました、が。。。

事件その1 タクシーが呼べない

絶対安全?的な手段としてUberというアプリでタクシーを呼ぶのですが・・・
ドライバーからは着いたよ、どこ?という連絡が入っていたのですが、こちらからメッセージを送ることができませんでした。
なぜなら私が入れたシムカードはネットしか契約してないから・・・
電話番号による連絡手段のもの機能しないのです。うわぁめんどくさいことになった。
わたわたしている合間にドライバーにキャンセルされるはめに。
次のを呼ぼうとすると「キャンセルした分の支払い」を請求されて
いやいや無理無理。今?カード?覚えてないよ入力できんできん。
そこから全く動けませんでした。

他の隊員の方に助けてもらいましたが、結局約束の時間に遅れてしまうことに。時間にルーズで有名なタンザニアの人を待たせるなんて・・・

と、思っていましたが私が約束の30分後に着いてもまだ来ていなかった彼女。上には上がいるようです。

私の調達したいものに付き合ってもらってから、一緒にお昼ご飯。
そのあと「MWENGE」というお店がいろいろ並んでるエリアを案内してもらいました。

以前タクシーで通った時には日本人一人じゃちょっと怖いかなぁと思っていたところでしたが、現地の子が一緒だとだいぶ心強く、ウキウキした気持ちで歩けました。

もちろんめっちゃ見られます。

Lakini(ラキニ=しかし)こっちから挨拶をしてしまえば本当になんでもなくて、みんな一気にノリよく返してくれます。

事件その2 溶けるバター

肩にかけていた買い物袋の中で当たる柔らかいもの。これもしや。。。

やらかした、まさかこんな歩き回ると思ってなくてバター買ってもうた。
調理で使うにはもってこいレベルで柔らかくなってしまったバターはあの甘い匂いを放っていました。うわぁほんまごめん。自分のエコバッグのことよりまさかこんなミスする

道中にあったお店にビニール袋をもらいに入り、(おじちゃんありがとう)

ベタベタな手を洗わせてくれたおじ、、、お兄さん方

最初は不思議な顔で見てた人も、挨拶には挨拶を、笑顔には笑顔を返してくれて、冗談を言えば爆笑して握手してくれます。

このおじちゃんたちもたくさん笑って「面白い奴だなぁ!」と言ってくれました(変なこと言ってしまっただけかもしれないけど、不快な思いはさせていないようなのでセーフ)ノリと勢いも時には(いや、常?)必要なんです

挨拶と笑顔があれば人類生きてけるんちゃうか思ってしまうほど。そんな素敵な世界があったらいいな。人間ていいな。Super safi!!!!!

とはいえ荷物はちゃんと抑えてました。すーぱーさふぃ

さてさて、そのあとは彼女の家に招待してもらいました.

人がギュウギュウ詰め状態のダラダラに乗り、「Mchina(ムチナ=中国人)、もっと奥詰めろ」と言われながら2、30分バスに揺られていました。Mjapaniだよ・・・と思っていると気づけば隣には韓国の方が。(チラッと見えた携帯のトーク画面が韓国語だったので確信)ここでのアジア人の一般的な扱いを、改めて受けた気がしました。なんて呼ばれたって全然構わないのですが、「人種差別」について改めていろいろ考え出して、なんだかモヤモヤが止まりませんでした。でもそのモヤモヤしてる自分に

またモヤモヤしたり・・・ううぅ・・・

そんなこんなでバス停に到着

と思ったら!そこからさらにまたバジャジと呼ばれる三輪車に乗って移動でした。え、まってこの子こんな遠いところに住んでるの?!聞いてみると、家族はドドマに住んでいて今は彼女だけ、いとこの家に住まわせてもらっているとのこと。比較的近いからってことだろうけど、それにしても遠いやろ。いつも朝6時に家を出て学校に行ってるんだとか。

ずっとダルの中心地で舗装された道をバスやタクシーしか使っていなかったのですが、本当にガタガタ・サーナな道を進んでいきました。すごく穏やかで景色は良く、めっちゃここ好き!と目を輝かせた一方で、彼女の「当たり前」に、しばらく衝撃を受けながら、自分との比較をしていました。

家に着くと彼女の女の子二人が迎えてくれました。一人はいとこで年も近くお互いのことをいろいろ話しながら、私のぐちゃぐちゃなスワヒリ語をたくさん直してくれました。うひゃーあさんてさーな。

3歳の小さい子は近所の子だとのこと。最初固まってて声も出てなかったけど、少しずつ心を開いてくれて、途中からもーはしゃぎだしちゃって止まりませんでした。チャンガムフ・サーナ(めっちゃ元気)

その騒いだ声が気になったのか、隣の家の子たちが塀から覗いていました。「ジャンボー・・・?」と話しかけてみるとワー!と隠れたり走って逃げたり。まってー!逃げないでー!来てよー!お話ししたいよー!とこちらも叫ぶ(日本なら近所迷惑)興味をもってくれているのは確かな様子。照れながら隠れて見てるのがかわいい。

本当は夜ご飯をご馳走になる予定だったけど、遅くなってしまったのでおいとますることに。

さっき逃げた子達もやっと来てくれて、みんなが見送ってくれました。

兄弟間だけでなくて子どもがみんなで助け合って生活しているのが伝わってきました。

あの固まって怖がっていた女の子も、最後はなかなか離してくれませんでした。

帰るにも手段が複雑で全くわからなかったので彼女が一緒についてきてくれました。本当に心優しい子。この3日間でたくさん助けてもらってしまった。

もっと上手におしゃべりできるようになりたいな。

お金は思った以上に交通費で飛んだけど心は完全に満たされています。Leo siku nzuri!!(今日はいい日!)

でももう怖いからバターは二度と買わない。

パカとウガリの日【10/730】

8月16日(金)ひたすらピアノの動画を見て聞いて癒される食後。

今日は本格的にクラスに分かれての授業スタート。スワヒリ語(ときどき英語)でスワヒリ語を教わるなんてそんなことできるんかいな思ってたけど、できてます。

訓練所ではタンザニア出身の先生が日本語で一生懸命教えてくれたことを思い出しました。2カ国3カ国の言語が混じりながら説明するって、改めて難しいよなぁと・・・

そしてこちらの先生の説明の中で、これまでの認識が少し違っていたことも知りました。

お昼休み外に出るとパカ(Paka:ネコ)を発見!

 

 

 

撫で回したいところをを狂犬病がこわいので写真だけで我慢。
動物がとても好きなのですが、触れないのが非常に残念。
それにしても痩せ細ってるなぁ・・・

今日は念願のウガリに初挑戦しました。

左からムシカキ(牛肉焼いたもの、ちょっと硬い。美味しいけど食べてると疲れる)
ガリ(初挑戦)
ンボガンボガ(野菜。だいたい付け合わせで出てくる唯一の野菜)
マハラゲスープ(豆のスープ。甘め)

食べた感想・・・

「百聞は一見にしかず」って本当だなぁと。(冷静)
いや、見るだけじゃなくて本当に実際食べないとわからないかも。
どんなに食べた人の話聞いてもずっと焼く前のパン生地状態をイメージしていましたが
まずめちゃめちゃ手にくっつく。最後には乾いて手がカピカピになります。
揉んだ方が美味しくなる聞いていたのでやっていましたが、表面だけではわからないもち米状態に近いこのウガリ
おはぎのあんこ無し・砂糖無しの状態かな?つまり味はないって考えた方がいいかも

頼んだおかずが思ったの違うから、調味料で合わせられたスープとかおかずがあったらつけて食べれるかもしれないです。
まぁ嫌いじゃないけどよっぽどのことがない限り自分から食べたーい!って注文しないかな、と、個人的評価で思いました。

でも食べれたから何より満足。

まだまだ始まったばかり。ウキウキ気分は続きます。

 

 

「幸せ」はすぐそばに【9/730】

8月15日(木) 今日から現地語学訓練がスタート。

ドライバーさんと私たちの行き先の把握の曖昧さと
朝の渋滞でなんだか不安なスタートではありましたが
語学学校に着いた瞬間先生方があたたかく迎えてくださり一気にこちらまで笑顔に。

「Super.....?」「 SAFI!!(サフィ:最高、素敵)」

が私たちの合言葉になりました。
めちゃめちゃテンション高い。

自己紹介で柔道のこと言ったら「HATARI!(ハタリ:危険)」て言われました。そんなことないよ!!!!!
あやうく呼び名がハタリになりかけました。カナって呼んでネ。

今日は嬉しいことがたくさんあった日

一つ目、素敵なお友達ができました

大学で外国人にスワヒリ語を教える先生。私と同い年。
同い年って知った瞬間一気に距離が近くなって、いろいろ案内してくれたり、一緒にお昼ご飯食べたり。恋バナまでしちゃったり。
スワヒリ語話せてよかったー笑
英語でもスワヒリ語でも、話せてよかったと思えるのは
なんでもない話を楽しくお話できる瞬間。
とはいえまだまだ甘い。今はチャンガニャチャンガニャ。
(changanya:混乱)
もっといろんなお話ができるようにこれから鍛えていくんだから。

さて、こんな可愛い子がそばにいるのはなんだか照れちゃうけど、
でもそばにいてくれる人、歩みよろうとしてくれる人がいるのは本当に嬉しく幸せなことです。
これはきっと、どこの誰であろう同じなんじゃないかな。
というわけで友達ができる瞬間の感動が忘れられない、素直に嬉しかった私です。

最後にはティンガティンガが売っているお店で色鉛筆をプレゼントしてくれました。
小さなプレゼントだけど、わたしにとっては大きな宝物です。
今日出会ってまだ1日だけど、明日もたくさんお話したいな

2つ目。語学学校から帰ってランニングに行ったときのこと。
小学校の近くを通ると子どもたちがちょうど下校の時間で歩道にブワーーーーーッと広がっていました。
「まんぼー!」と声をかけると、「ぽあー!」とハイタッチをしてくれました。その流れでどんどん囲まれていった私たち。

写真撮るよーというと喜んで集まる子どもたち。
そしてどんどん集まって、、

「いやそんなことある?!」ってくらい頭の上から手で押されて埋もれていく私。元気爆発しすぎな子どもたちでした。

アフリカの人からすると私のような黒髪直毛が珍しいらしく、話している最中にも後ろからそっと触ってくる子がたくさん。振り向くとさっと手を隠してはにかんだ顔。なんて愛らしい。
写真ではなんだかもうよくわからんことになってるけど。
今日だけでなく、こっちに来てからよく、あなたの髪いいね!好きよ。って言ってもらえます。アフリカ人女性だからこそ似合うアレンジであったり編み込みもまた素敵だなって思うけど、彼女達からはそんな風に見えているんだなぁ。染めたり巻いたりしないでよかったかなって、ちょっと恥ずかしいけど思いました。

ハグが大好きな子どもたち。別れ際もたくさんハグをしました。
あと「日本に帰ったら、みなさんによろしく伝えて」って言ってくれる子もいました。
なんて素敵な子!!
まぁ私まだ日本帰らないんだけどね。ここでお伝えしておきますね。

3つ目、あんまり大したことではないけど
夜の自由時間、音楽を聴いていたらなんだか急にピアノが弾きたくなって、
初めてキーボードアプリをダウンロードしてポンポン弾いてみました。
それで満足したわけじゃないけど、
新しい自分の時間の楽しみ方。
出国直前にピアノの先生に伴奏のつけ方指導をしてもらったものの、練習ができずに今・・・どっかにピアノないかなぁ。

子どもたちと走って汗かくのも
音楽に合わせて歌ったり踊ったりするのもとっても楽しみ。

この二年間での目標、いくつかあるんだけど
そのうちの一つ、「たくさん笑う」は今の所クリアです。

たくさんの人たちに、また与えられたこの環境にもアサンテ・サーナ

 
 

無事カエル/ティンガティンガ!【8/730】

8月14日(水) タンザニアに到着して1週間が経ちました
今日も朝ランで気合入れます。海まで行って朝日を見て帰るという最高のコースを見つけました。

今朝も知らないどっかのおじさんが一緒に写ってくれました。アサンテサーナ。

今日はセキュリティーアドバイザーと一緒に危険地域の視察に行きました。
と、その前に墓地参拝。
タンザニアとJICAの長い歴史の中にも、残念ながら亡くなった関係者の方々がいます。
理由は病気であったり、はたまた事件であったり。事故で亡くなった私たちと同じ青年協力隊の方々もいます。
亡くなられた方々もきっと一人一人強い思い、大きな志を持って、日本から離れた地に来たことだと思います。彼らの活躍がタンザニアに、日本に、世界中に広がる可能性だってあったはずです。
「人のために」起こした行動が「自分の命を落とす」結果になってしまったこと、また彼らの生きていればあった未来も考えると非常に悔しく、いたたまれない気持ちになります。
改めて訓練所にあった「無事カエル」像が思い出されますが

私たちに与えられた使命の一つ、「生きて帰る」を人ごとではなく改めて重く受け止めたいと思います。

さてさて、今の私たちにできること、それは
「自分の身を守る」ため
「何をどんな風に気をつける」のか心得ること。

"賊"と呼ばれる人たちは巧みな手法で私たちを油断させ、隙をつこうとしてきます。実際に想定される場所や手法を教えてもらい、それらを防ぐための約束事もしっかり聞きました。

まわったうちのひとつ。 私たちがお土産を買うために来るであろう「ティンガティンガ」のお店
ティンガティンガ』とはタンザニアの独特なタッチの絵のことで、自然や動物、部族の絵などが素朴なものからポップなものまで自由自在に描かれています。

 

もともと貧困層の人たちが描き出したことがはじまりなんだとか。
なにものにもとらわられない自由に描いた絵が、人の心を動かしたのかな
どこの誰であろうと、地位がなんだろうと、自分のもつ能力を発揮して、魅力を伝えて、受け入れられること、とっても素敵なことなんじゃないかな。

日々新しい出会いです

これまでの1週間はタンザニアでの生活の仕方を基礎の基礎から叩き込まれた感じ。でもとっても大切なこと。

明日からはついに語学学校での訓練がスタートです!

出国から1週間【7/730】

8月13日 1週間前には想像以上に亀の甲羅状態になってしまったリュックを背負い地元を出発したのですね。信じられないけど、今日は朝からランニングからまた気合を入れ直して課業スタート

相変わらずフレンドリーな人が多いタンザニア。カメラでウェイウェイしてたら入ってきたおじさん。アサンテサーナ。

本赴任前に任地を訪れるプレアサイメントについて、地域ごとに、また職種ごとに話を聞きました。
私が行く村、モロゴロ州キロンベロ県マングラ村まではバスで10時間と聞いています。他の地域へ赴任する隊員は飛行機での移動が多いのですが、私たちは飛行機だとかえって行きにくい、バスでその日中に着くから・・・ということでバスでの移動。
学生時代、夜行バスにお世話になりまくった私なので、長距離移動も問題ないかなーなどど思っていましたが
いざ10時間を想定してみると・・・朝7時に出て到着は夕方17時・・・
・・・耐えれるかな。笑

配属先の学校の先生方も、住む家の大家さんもとってもあたたかく良い方々だということ。
聞いていく中で感じたのは、この村に年度頭までいたOB協力隊員の存在が大きいよう。こーやって人がつながって、信頼も作り上げられていくんやな。
ひゃー自分が行ってがっかりされないようにせんと。

今の時点では少々恵まれすぎな環境のようにも感じますが、
せっかくの出会い、いただいたチャンス一つ一つを大事にして、与えられた環境で自分の力を最大限に発揮したいと思います。マングラに行くのが今からとっても楽しみ。

午後は予防接種と医療機関視察

訓練所では毎週だった注射。今日は腸チフス。海外で初注射。
看護師さんやさしかった。

海外の医療現場を、人づてには聞いたり見たりしたけど、実際に自分の目で見たのは初めて。いろんな思いが出てきて書き出すときっとキリがないので、また医療関係・健康管理関係は別にまとめて書きたいと思います。
決してめんどうとかそんなんじゃないです、けっして、はい。

課業後には昨日のキテンゲを仕立ててくれるFundiが来てくれました。
採寸とデザイン決め。
写真見せたり「ここはこんなんでこのへんはあんな感じで」って言っただけでぴょっぴょっと紙に服のイメージを描いてくれました。

アサンテ・サーナ Fundi!
出来上がりが楽しみ楽しみ。

夜ご飯はみんなで作りました。
昨日の残りのスープにご飯を入れておじやと
残っていた野菜を炒めてドン!
トマトと卵があって、大学時、中国語の授業で出てきたレシピを思い出しながら作ってみた一品も。

やはり毎食現地のものだと胃が疲れてまうみたいなので、
現地を楽しみつつ体に優しく

食後のみんなとのまったり時間がやはり幸せな時間です。課業振り返ったり日記書いたり、ウクレレ弾いてる人もいました。

時間があるって素晴らしい。ポレポレ大事

Be happy

キテンゲの日【6/730】

8月12日(月) 今日はイスラム教徒の祝日でおやすみ

JICA事務所でお世話になっている方にキテンゲの店に連れて行ってもらいました。

タンザニアではカンガやキテンゲと呼ばれる布を買い、
それをFundi(フンディ:職人)に持って行って服を作ってもらうのが一般的なんだとか
そう、自分の好きな色、柄、形の服を作って着れるのだ

お店まで行くのに初ダラダラ(=乗り合いバス)。
人との距離が近くて少し怖かった
荷物をしっかり腕で守り、背筋を伸ばして(あんま関係ないか、)座った。

右も左も上も下も布、布、布!!目チカチカするわ!!!!
大量の色とりどりの空間に放り込まれて
目だけでなく思考回路にも影響が。全く決められない。なんてこった
一人で1枚の布を買うより、何人かでシェアして買ったほうが一人分はお得だと助言をいただいた
(どうしても1枚の布を売りきらなくてはいけなくて、「○m欲しい」という注文は受け付けないそう。)
これには細かい計算が苦手であるという、タンザニアの社会的・教育的背景も関係している様子。もちろん個人差はあるけどね

さて、購入上の説明を聞くにも交渉するにも、やはり語学力は問われてくる。
スワヒリ語と英語を混ぜながらなんとか自分の考えを伝える。

壁一面の刺激的な色に囲まれて思考回路が滞ったせいか、なんだか同じような色と柄を購入してしまった気もするが
まぁまずは第1回目、どんなものが仕上がるのか。
Fundiとのご対面は明日。採寸してデザインを決める。

日本でよくショッピングモールなどに行ってどれが似合うかな、と洋服をワクワクしながら選ぶように
私たちはタンザニアで、どれが似合うかな、と、マテリアルの布を選んだ

新しいショピングスタイル。楽しい。
紹介してくれた彼女もこんなショッピングを日常にしているのか。素敵。

非常に贅沢で新しい体験ができた。

あっという間に3連休が終わった。
外に飛び出せばたくさんの出会い
刺激もありつつたくさん笑って
心も身体も休めることができたのではないかと
明日からの自分にまた期待をする

Be happy