タンザニア協力隊日記

JICA青年海外協力隊としてタンザニアで過ごした日々の記録。現地の人と向き合う様子から自分と向き合う様子を1日1フォト1ブログで。日々模索。

「幸せ」はすぐそばに【9/730】

8月15日(木) 今日から現地語学訓練がスタート。

ドライバーさんと私たちの行き先の把握の曖昧さと
朝の渋滞でなんだか不安なスタートではありましたが
語学学校に着いた瞬間先生方があたたかく迎えてくださり一気にこちらまで笑顔に。

「Super.....?」「 SAFI!!(サフィ:最高、素敵)」

が私たちの合言葉になりました。
めちゃめちゃテンション高い。

自己紹介で柔道のこと言ったら「HATARI!(ハタリ:危険)」て言われました。そんなことないよ!!!!!
あやうく呼び名がハタリになりかけました。カナって呼んでネ。

今日は嬉しいことがたくさんあった日

一つ目、素敵なお友達ができました

大学で外国人にスワヒリ語を教える先生。私と同い年。
同い年って知った瞬間一気に距離が近くなって、いろいろ案内してくれたり、一緒にお昼ご飯食べたり。恋バナまでしちゃったり。
スワヒリ語話せてよかったー笑
英語でもスワヒリ語でも、話せてよかったと思えるのは
なんでもない話を楽しくお話できる瞬間。
とはいえまだまだ甘い。今はチャンガニャチャンガニャ。
(changanya:混乱)
もっといろんなお話ができるようにこれから鍛えていくんだから。

さて、こんな可愛い子がそばにいるのはなんだか照れちゃうけど、
でもそばにいてくれる人、歩みよろうとしてくれる人がいるのは本当に嬉しく幸せなことです。
これはきっと、どこの誰であろう同じなんじゃないかな。
というわけで友達ができる瞬間の感動が忘れられない、素直に嬉しかった私です。

最後にはティンガティンガが売っているお店で色鉛筆をプレゼントしてくれました。
小さなプレゼントだけど、わたしにとっては大きな宝物です。
今日出会ってまだ1日だけど、明日もたくさんお話したいな

2つ目。語学学校から帰ってランニングに行ったときのこと。
小学校の近くを通ると子どもたちがちょうど下校の時間で歩道にブワーーーーーッと広がっていました。
「まんぼー!」と声をかけると、「ぽあー!」とハイタッチをしてくれました。その流れでどんどん囲まれていった私たち。

写真撮るよーというと喜んで集まる子どもたち。
そしてどんどん集まって、、

「いやそんなことある?!」ってくらい頭の上から手で押されて埋もれていく私。元気爆発しすぎな子どもたちでした。

アフリカの人からすると私のような黒髪直毛が珍しいらしく、話している最中にも後ろからそっと触ってくる子がたくさん。振り向くとさっと手を隠してはにかんだ顔。なんて愛らしい。
写真ではなんだかもうよくわからんことになってるけど。
今日だけでなく、こっちに来てからよく、あなたの髪いいね!好きよ。って言ってもらえます。アフリカ人女性だからこそ似合うアレンジであったり編み込みもまた素敵だなって思うけど、彼女達からはそんな風に見えているんだなぁ。染めたり巻いたりしないでよかったかなって、ちょっと恥ずかしいけど思いました。

ハグが大好きな子どもたち。別れ際もたくさんハグをしました。
あと「日本に帰ったら、みなさんによろしく伝えて」って言ってくれる子もいました。
なんて素敵な子!!
まぁ私まだ日本帰らないんだけどね。ここでお伝えしておきますね。

3つ目、あんまり大したことではないけど
夜の自由時間、音楽を聴いていたらなんだか急にピアノが弾きたくなって、
初めてキーボードアプリをダウンロードしてポンポン弾いてみました。
それで満足したわけじゃないけど、
新しい自分の時間の楽しみ方。
出国直前にピアノの先生に伴奏のつけ方指導をしてもらったものの、練習ができずに今・・・どっかにピアノないかなぁ。

子どもたちと走って汗かくのも
音楽に合わせて歌ったり踊ったりするのもとっても楽しみ。

この二年間での目標、いくつかあるんだけど
そのうちの一つ、「たくさん笑う」は今の所クリアです。

たくさんの人たちに、また与えられたこの環境にもアサンテ・サーナ