タンザニア協力隊日記

JICA青年海外協力隊としてタンザニアで過ごした日々の記録。現地の人と向き合う様子から自分と向き合う様子を1日1フォト1ブログで。日々模索。

無事カエル/ティンガティンガ!【8/730】

8月14日(水) タンザニアに到着して1週間が経ちました
今日も朝ランで気合入れます。海まで行って朝日を見て帰るという最高のコースを見つけました。

今朝も知らないどっかのおじさんが一緒に写ってくれました。アサンテサーナ。

今日はセキュリティーアドバイザーと一緒に危険地域の視察に行きました。
と、その前に墓地参拝。
タンザニアとJICAの長い歴史の中にも、残念ながら亡くなった関係者の方々がいます。
理由は病気であったり、はたまた事件であったり。事故で亡くなった私たちと同じ青年協力隊の方々もいます。
亡くなられた方々もきっと一人一人強い思い、大きな志を持って、日本から離れた地に来たことだと思います。彼らの活躍がタンザニアに、日本に、世界中に広がる可能性だってあったはずです。
「人のために」起こした行動が「自分の命を落とす」結果になってしまったこと、また彼らの生きていればあった未来も考えると非常に悔しく、いたたまれない気持ちになります。
改めて訓練所にあった「無事カエル」像が思い出されますが

私たちに与えられた使命の一つ、「生きて帰る」を人ごとではなく改めて重く受け止めたいと思います。

さてさて、今の私たちにできること、それは
「自分の身を守る」ため
「何をどんな風に気をつける」のか心得ること。

"賊"と呼ばれる人たちは巧みな手法で私たちを油断させ、隙をつこうとしてきます。実際に想定される場所や手法を教えてもらい、それらを防ぐための約束事もしっかり聞きました。

まわったうちのひとつ。 私たちがお土産を買うために来るであろう「ティンガティンガ」のお店
ティンガティンガ』とはタンザニアの独特なタッチの絵のことで、自然や動物、部族の絵などが素朴なものからポップなものまで自由自在に描かれています。

 

もともと貧困層の人たちが描き出したことがはじまりなんだとか。
なにものにもとらわられない自由に描いた絵が、人の心を動かしたのかな
どこの誰であろうと、地位がなんだろうと、自分のもつ能力を発揮して、魅力を伝えて、受け入れられること、とっても素敵なことなんじゃないかな。

日々新しい出会いです

これまでの1週間はタンザニアでの生活の仕方を基礎の基礎から叩き込まれた感じ。でもとっても大切なこと。

明日からはついに語学学校での訓練がスタートです!